WBC暫定バンタム級王者井上拓真(大橋)との統一戦は次に行われるだろうか。ルイス・ネリ(メキシコ)の横槍もありえる。本来であれば、正規王者は暫定王座との統一戦が義務付けられるが、腐敗したWBC(世界ボクシング評議会)がありえないことを認める可能性は十分ある。

 WBC世界バンタム級王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)/15戦全勝11KOは現地時間7月6日、米トップランク社が中央アジア・カザフスタンで仕掛ける興行で、アーサー・ビジャヌエバ(フィリピン)/36戦32勝18KO3敗1KOと初防衛戦を行う。

 トップランク社は、今回、MTKグローバル社とはじめてカザフスタンで共同でイベントを開催する。トップランク社はタイソン・フューリー(英)、マイケル・コンラン(英)らをマネージメントするMTKグローバルと英国、アイルランドで30のイベントを提携するESPN(米スポーツ専門チャンネル)で独占中継することを合意。イベントはESPN+がストリーム配信する。

 会場は、カザフスタンの首都ヌススルタンにあるアイス・ホッケーの会場で行われる。セットアップされる席は13000シート。興行面からもどれだけ観客を集めることができるか興味深い。

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photo by:boxingscene

 ウーバーリは、ビジェヌエバとの初防衛を終えたら井上拓真との統一戦が義務付けられることになる。アマ・エリート出身のウーバーリ、アマチュアではかなりの功績を収めている。2006年フランス大会で銅メダル、2007年シカゴで行われた世界選手権で銅メダルを獲得している。

 その後、2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪と2大会連続エントリー。ロンドン五輪ではフライ級で出場し同じアマ・エリートで米国のアマチュア・ボクシングで史上初となる3大会連続出場を果たしたラウシー・ウォーレンに勝ちベスト8進出を決めた。その後、順々決勝でマイケル・コンンラン(英)に敗れている。

 プロに転向したウーバーリは、キャリアを順調に歩み、空位となっていたWBC世界バンタム級王座決定戦で、アマチュアで対戦経験のあるラウシー・ウォーレン(米)と争うチャンスを獲得。交渉は難航したものようやくまとまった。

 アマ時代の勝敗が関係したか定かではないが、ウーバーリの評価は高くオッズは大きくウーバーリに傾向ていた。試合は、12回3−0の判定でウーバーリが勝ちタイトルを獲得している。

ウーバーリ、井上拓真の開催はどこになるのか

 もし、ウーバーリが勝てば井上拓真との統一戦は日本だけでなく米国になる可能性がある。ウーバーリはヘイモンと密接な関係にあったリチャード・シェイファー氏がプロモートしていたが現在は、MTKグローバル社がマネジメントしている。

 トップランク社はMTKグローバルと提携関係にありバンタム級では賞金獲得トーナメントで1回戦で敗退となってしまったが、プエルトリカンのロドリゲスを追い詰めたジェイソン・マロニー(豪)、そしてライアン・バーネット(英)とも契約を結びタレントは多い。後のシナリオとして米国の可能性もあるだろう。

(Via:boxingscene

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