またも世界タイトルマッチで計量失格者がでた。WBSS参戦噂されるポール・バトラー(英)が2018年世界タイトルマッチにおける4人目の失格者となった。
5日英国、ロンドンにあるO2アリーナで行われるIBF世界バンタム級王座決定戦の前日計量が行われ、IBF同級4位ポール・バトラー(英)がバンタム級リミット(118ポンド)を大きく超え、1階級上のスーパーバンタム級リミット(122ポンド)に近い、バンタム級リミットを1.58キロ超える121.5ポンドの体重超過で計量に失敗した。
バトラーは再計量で2時間の猶予を与えられるが再計量を拒否。同級3位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)は、117.7ポンドで計量をクリア。バトラーが体重超過を犯したが、タイトルが掛かるロドリゲス陣営は体重超過を受け入れ変則タイトルマッチに臨む。
空位のIBF世界バンタム級王座決定戦は、ロドリゲスが勝った場合は新王者誕生、バトラーが勝った場合は王座は空位のままとなる変則タイトルマッチとして開催される。
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ロドリゲスは「誰とでも戦う準備ができている。バトラーが体重超過を犯したけど気にしていないよ。受け入れることに決めたんだ。彼は、122ポンドのファイターではなく重さは彼のスピードに影響がでるだろうね。
まぁそれに期待するわけではないけど、彼が最高のコンディションであることを望んでいる。タイトルはプエルトリコに移動することになる」。と自信を見せている。
これで、2018年世界タイトルマッチにおいて計量失格者がでたのは実に4人目となっている。
1月20日 IBF世界ライト級タイトルマッチ
挑戦者ハビエル・フォルトゥナが1.8ポンドの体重超過。
王者ロバート・イースターJr.(米)
対
ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)
3月2日 WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者ルイス・ネリが、2回目の計量で5ポンド、2回目の計量で3ポンド体重超過。
王者ルイス・ネリ(メキシコ)
対
山中慎介(帝拳)
3月10日 WBO世界フェザー級タイトルマッチ
挑戦者スコット・クイッグが2.8ポンドの体重超過。
王者オスカル・バルデス(メキシコ)
対
スコット・クイッグ(英国)
4月15日 WBC世界フライ級タイトルマッチ
王者比嘉大吾が900グラムの体重超過。
王者比嘉大吾(具志堅)
対
クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
(Via:boxingscene)
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