決まれば年末の注目の一戦になるだろう。指名戦の交渉が進められているWBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)/25戦全勝12KOと、WBO同級1位のデビッド・レミュー(カナダ)/41戦38勝(33KO)3敗の一戦に対し、HBO(米・最大手ケーブルTV局)が強い関心を示している。
WBO(世界ボクシング機構)は、WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダースに対し、同級1位のデビッド・レミューとの指名戦を義務付けている。交渉は30日間与えられ交渉が纏まらない場合、現地時間11月9日に興行権は入札となる。交渉はレミューをプロモートするGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)とソーンダースをプロモートするフランク・ウォーレン氏の間で行われている。
最低入札金額は20万ドル(約2230万円)、入札となった場合の報酬分配は、王者ソーンダースが 70%、レミューが残りの30%を受け取ることが決まっている。レミューのマネージャーを務めるカミール・エステファン氏は「交渉はうまくいっている。我々は、数日内にソーンダースとレミューの契約を締結させることを望んでいる」。と交渉に好感触を得ている。
[ninja]
HBOは、すでに12月にイベントを開催することを承認。レミューの復帰戦相手として2人の候補を承認済みだという。開催地、条件面をクリアすれば合意する可能性が高いが、年内実現としてプロモーション期間を考えると今月一杯が最終期限だろう。
HBOが12月のこの時期にイベントを開催。予算が余っているのだろう。HBOは12月に米ラスベガスでスーパーフェザー級のトリプルヘッダーのイベントも計画している。エステファン氏は、HBOがソーンダース対レミューを実現するには予算を上乗せする必要があると話していたことを明かしている。
12月16日には、WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(カナダ)と、同級1位のエレイデル・アルバレス(コロンビア)の一戦がカナダ、モントリオールで計画されているが、スティーブンソンのプロモーターであるイボン・ミシェル氏は、ソーンダース対レミューがこの日に実現した場合、開催日程をずらす意向を示している。
(Via:boxingscene)
Sponsor Linkこちらの関連記事もみたい
コット対レミューは消滅か?!コットがサダム・アリ戦に同意!
これが、正式決定となれば期待値が高かっただけに、微妙なマッチメークとなりそうだ。ESPN(米・スポーツ専門チャンネル)によると、ラスト・ファイトの対戦相手決定が待たれていたWBO世界スーパーウェルター級ミゲール・コット(プエルトリコ)が、サダム・アリ(米)/26戦25勝(14KO)1敗(1KO)との対戦に同意したことが分かった。残すはペーパー・ワークのみだという。 …
村田諒太、アッサン・エンダム因縁の再戦はフジテレビで生中継することが決定!
WBA世界ミドル級タイトルマッチ因縁の再戦がフジテレビで生中継されることが確定した。フジテレビは、2017年10月22日に東京・両国国技館で開催されるWBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者アッサン・エンダム(フランス)と、WBA同級1位の村田諒太(帝拳)の再戦を午後7時から生中継する。 …
オススメ記事はこちら
WBC世界Sフライ級王者シーサケット、エストラーダ戦は2月24日を予定
興行的にも成功を収めた「Superfly」のシリーズ第2弾が、2018年2月24日に米・カリフォルニア州ロサンゼルス近郊エリアで計画されていることが分かった。WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)は選択防衛戦でなくなる可能性もあるという。 …
IBF世界ウェルター級王者スペンスJr.次戦は2018年1月ピーターソンと防衛戦を行うことが濃厚!
IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.(米)の次戦がようやく確定しそうだ。スペンスJr.は次世代のウェルター級スター候補で最も期待値が高い選手である。ウェルター級最強の呼声の高いケル・ブルック(英)に勝利したことで、自身の存在価値を示し証明したことは多い。次戦の報酬は日本円で3億円を超えると報じられている。 …
Sponsor Link
いつ楽しく読ませて頂いてます。
入札になった場合の報酬配分についてですが、おそらくソーンダース70%、レミュー30%であると思いますのでご確認お願いします。
つまらない誤字の指摘で申し訳ありません。
王者がレミューになってますが