ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は現地時間25日、2017年10月21日に米・ニューヨーク州ベローナにあるターニング・ストーン・リゾート・カジノで、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス(パナマ)/24戦22勝(8KO)1敗が、WBA同級4位のアルベルト・マチャド(プエルトリコ)/18戦全勝15KOを相手に4度目の防衛戦を行うことを発表した。
試合はHBO(米・最大手ケーブルTV局)の「ボクシング・アフター・ダーク」シリーズで中継される。コラレスは「HBOの主要試合で2度目の試合が決まって興奮しているよ。アルベルト・マチャドが強いファイターであることは知っている。
しかし、俺も強くインテリジェンスを兼ね備えているボクサーだ。俺のスタイルは、彼を多くのトラブルに陥らせることができるだろう。4度目の王座を防衛することを確信している」。と述べている
ジェスレル・コラレスは2017年7月15日に、カリフォルニア州イングルウッドにあるザ・フォーラムで、WBA同級10位のロビンソン・カステジャノスと対戦し、10回2−0の負傷判定勝ちを収めている。
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アルベルト・マチャドはプエルトリコ出身の27歳。コラレス戦に抜擢されたのは戦績はもとよりGBPの目にとまったからだろう。プエルトリコを主戦上に戦い、順当にキャリアを積みWBOの地域タイトルであるNABOスーパーフェザー級王座を獲得している。
スーパーフェザー級としては大柄で身長178cm、リーチは183cmを持つサウスポーの選手。2017年8月18日にプエルトリコで行われたGBP ESPNシリーズで、WBA同級7位のカルロス・モラレス(メキシコ)と対戦し判定勝ちを収めている。
コラレスとの試合は好試合になりそうだ。スタイルは堅実で安定感がありムービングセンスも良い。スピード、身体能力豊かなパナマ人も簡単には攻略できないだろう。
マチャドは「偉大なチャンピオンのジェスレル・コラレスへ挑戦でき本当にハッピーだよ。この戦いは簡単ではないことは分かっている。
でも、モチベーションはとても高いんだ。プエルトリコはハリケーン・マリアの影響で多くの人が悲しんでいる。家族、プエルトリコのために世界タイトルを持ち帰ることが使命だと思っている。ハリケーン・マリアが去った今、この戦いに勝利することでプエルトリコに多くの幸せをもたらすことができる」。と述べている。
アンダーカードには新たにHBOと3試合を契約した元WBA世界スーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドラーデ(米)/24戦全勝16KOが、ミドル級ノンタイトル戦を行うことが内定している。
(Via:ESPN)
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