米・西海岸で軽量級トップ５、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥（大橋）、4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス（ニカラグア）らが集結するイベント「SUPERFLY」の開催地が、米・カリフォルニア州カーソンにあるスタブハブ・センターが最有力候補であることが分かった。近く正式発表される見通しとなっている。
興行を帝拳プロモーションズと共に主催するK2プロモーションズ トム・ローフラー氏は、候補地としてロサンゼルス、テキサス、ラスベガスが候補に挙がっていることを明かしている。ローフラー氏は、ロサンゼルス近郊のカーソンにあるスタブハブ・センターを確保済みだという。
ローフラー氏は「ロサンゼルスが開催地としてパーフェクトな場所だ。HBO（米・最大手ケーブルTV局）も承認するだろう」と述べている。
同日、ロサンゼルスにあるステイプルズ・センターでWBA世界フェザー級タイトルマッチ、レオ・サンタ・クルス（メキシコ）対同級正規王者アブネル・マレス（メキシコ）の王座統一戦が計画されている。
22日、ローマン・ゴンサレスとマネージャーであるカルロス・ブランドン氏は、故郷のニカラグアに帰国のため日本を離れた。2週間の滞在となったが、7月に再度来日する予定だという。
軽量級トップ５が集結する「SUPERFLY」は、メーンイベントにWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ、王者シーサケット・ソー・ルンビサイ（タイ）/48戦43勝(39KO)4敗(2KO)対ローマン・ゴンサレス（ニカラグア）47戦46勝(38KO)1敗の再戦。セミ・ファイナルにはWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥（大橋）の米国デビュー戦が行なわれる。
井上尚弥は、元NABOバンタム級王者で、WBO世界バンタム級7位にランクしているアントニオ・ニエベス（米）/20戦17勝(9KO)1敗2分を相手に6度目の防衛戦を行う。
オープニング・バウトとして、WBCスーパーフライ級2位カルロス・クアドラス（メキシコ）/38戦36勝(27KO)1敗1分対同級3位ファン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）/37戦35勝(25KO)2敗の一戦が行なわれる。尚、この勝者はシーサケット対ゴンサレスの勝者と対戦することが義務付けられる。
（Via:boxingscene）
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