IBF世界バンタム級次期指名挑戦者決定戦が、現地時間1月13日、アルゼンチンのプエルト・マドリンで、IBF世界バンタム級3位オマール・ナルバエス(アルゼンチン)と、同級4位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の間で争われることが大筋合意したことが明らかとなった。
IBF(国際ボクシング連盟)は、オマール・ナルバエス、エマヌエル・ロドリゲスの両陣営に対しIBF世界バンタム級挑戦者決定戦を行うよう通達していた。
勝者はIBF世界バンタム級王者リー・ハスキンス(英)への挑戦権を得る。エマヌエル・ロドリゲスは「この戦いのオーファーを受けたときすぐに承諾したよ。僕にはナルバエスに勝利するための必要なものを持っているからね。」と述べている。
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エマヌエル・ロドリゲスは2010年シンガポールで行われた、シンガポール・ユース・オリンピックに出場し金メダルを獲得。IBFだけでなく、WBA(世界ボクシング協会)7位、WBC(世界ボクシング評議会)4位にランクするプエルトリコ期待のプロスペクトである。
ロドリゲスは2016年6月3日、米・フロリダ州ハリウッドにあるハード・ロック・ホテル&カジノで、アルベルト・ゲバラ(メキシコ)と対戦し10回、3-0の判定で勝利している。ロドリゲスの戦績で目立つ対戦相手はアルベルト・ゲバラとの一戦のみ。
アルベルト・ゲバラは、元WBC世界ライトフライ級王者ペドロ・ゲバラの弟としても知られ、レオ・サンタ・クルス(メキシコ)、WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)に挑戦するも何れも王座奪取に失敗している。
IBF世界バンタム級王者リー・ハスキンスは、2016年12月31日京都にある、島津アリーナ京都で大森将平(ウォズ)を相手に防衛戦を行う予定だったが、ハスキンスが足の怪我で防衛戦が中止となっている。
ハスキンスの足の怪我の程度は不明。IBFが暫定王座決定戦を行うかは決まっていない。尚、大森はロッキー・フェンテスとノンタイトル戦を行うことが決まっている。
(Via:boxingscene)
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