マイキー・ガルシア(米)のトレーナーを務めるロベルト・ガルシア氏が、フリー・エージェントの身となったブランドン・リオス(米)と、過去にトレーナーを務めていたビクター・オルティス(米)との一戦の実現を望んでいることを明かした。

 「リオスはまだいくつかの戦いがあるが、ビクター・オルティスとの対戦がみたいね。この戦いは私が実現して欲しいと思う唯一の戦いだ。

 ブランドン・リオスはフリーの身。オルティスのマネージャーと交渉すれば戦いの実現は難しくない。この対戦が南カリフォルニアで実現すればビッグイベントとなる」と述べている。既に、リオスはオルティスとの一戦に強い関心を示し、アル・ヘイモン氏との契約を匂わせている。

 リオス、オルティスは、アマチュア時代同じチームメイトだったが仲違いは有名。過去に、両雄の対戦の話しが挙がったが、政治的な理由で実現に至らなかった。

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 ブランドン・リオスはトップランク(米大手・ボクシングプロモーター)と契約。ビクター・オルティスは当時確執がありライバルであったゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)と契約し、プロモーターとの間に弊害があった。

ブランドン・リオスはトップランクとの契約が切れフリーの身

 しかし、トップランクとの契約が満了となったブランドン・リオスはフリー・エージェントの身。オルティスのマネージャーを務める大物アドバイザーであるアル・ヘイモン氏と契約する動きもある。そうなれば対戦の実現は簡単だ。

 一時、スター候補と呼ばれていたビクター・オルティスは、当時オルティス同様にスター候補と呼ばれていたアンドレ・ベルト(米)と対戦し勝利し、フロイド・メイウェザーJr.(米)とのビッグマッチの挑戦権を獲得した。

 フロイド・メイウェザーJr.に敗戦後、それまで順当に試合を行っていたが、怪我、映画出演などの影響も有りウェルター級のトップ戦線から離脱した。

 2014年1月、約1年半ぶりの復帰戦でルイス・コラーゾ(米)と対戦しKO負け。その後、暴行事件沙汰を起こし、2016年4月30日、約5年半ぶりにアンドレ・ベルトと再戦するも4回TKO負けを喫している。

 ブランドン・リオスは2015年11月7日米・ラスベガスにあるトーマス&マック・センターで、WBO世界ウェルター級王者・ティモシー・ブラッドリー(米)と対戦し9回TKO負け。試合後の記者会見で、引退を表明したが数日後には引退を撤回。現役続行することを表明している。

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リオス、オルティスが実現すればサバイバル・マッチ

 実現すれば直近の試合で両者負けていることで、サバイバル・マッチとなる。リオス、オルティス共にメキシコ系アメリカ人。ヒスパニックが多く居住する米・カリフォルニア州ロサンゼルスで実現すれば大きなイベントとなる。

 互いにウェルター級トップ戦線から離脱し直近の試合で敗れ、直接対決のタイミングとしては最高の状況とは言えない。しかし、リオス、オルティスこの2人が戦えばエキサイティングな好試合が期待できることは間違いない。

 両雄の対決を望んでいたファンも多い。生き残りを掛けたサバイバル・マッチとして話題に上がりそうだ。

(Via:boxingscene

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