三浦隆司(帝拳)、オルランド・サリド(メキシコ)の間で争われるWBC世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦が行なわれる2016年12月17日、興行を主催するゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)の仕事はまだ続きそうだ。
トリプル・ヘッダーで検討されている同興行のアンダーカードに、主要4団体のトップコンテンダー、WBC世界スーパーライト級1位アントニオ・オロスコ(メキシコ)の出場が検討されていることが分かった。
GBP CEOエリック・ゴメス氏は、「オロスコの出場には医師からの許可が必要なんだ。彼は、アブネル・ロペス戦でひどいカットをしたからね。今は、スパーリング以外のトレーニングを初めたところだよ。
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医師からの許可がでれば戦うことはできるけど、傷はまだ癒えていないように見える。これから、HBO(米・最大手ケーブルTV局)ピーター・ネルソン氏とトリプル・ヘッダーのカードについて協議するつもりだよ」と語っている。
アントニオ・オロスコは、2016年7月30日米・カリフォルニア州インディオにあるファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノで、アブネル・ロペスと対戦し12回3-0の判定勝利を収めている。
アントニオ・オロスコは元オリンピアン、現WBO世界ウェルター級王者・ジェシー・バルガス(米)、北京五輪代表のハビエル・モリナ(米)にアマチュア時代勝利している。知名度こそまだ低いが、海外メディアは期待のホープとして注目している。
最近では、スティーブ・フォーブス(米)、エマニュエル・テーラー(米)、ウンベルト・ソト(メキシコ)と対戦し勝利を収め順当にキャリアを積んでいる。2017年強豪ひしめくスーパーライト級のトップ戦線に食い込んで来る選手だろう。
(Via:boxingscene)
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