WBC(世界ボクシング評議会)は、WBC世界ライト級王者・デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)の次戦を選択防衛戦とすることを決定した。WBCはデシャン・ツラティカニンに対し次戦、同級休養王者・ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)と王座統一戦を義務付けていたが、リナレスはクローラ戦で拳を負傷した。

 クローラ戦で右拳を負傷したリナレスは、主治医から骨折はしていないもの回復まで7週間の休養が必要だと診断されている。WBCはこの結果を受け、デシャン・ツラティカニンの選択防衛戦の容認を決定した。

 英国マンチェスターでWBA世界ライト級王者・アンソニー・クローラ(英)を下したホルヘ・リナレスは現地時間10月4日、WBC本部があるメキシコを訪問。WBCの定例記者会見に出席したホルヘ・リナレスは、WBCマウリシオ・スライマン会長から、WBCの特製ブレスレット、記念の腕時計を授与されている。

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 ホルヘ・リナレスは2016年9月24日英国マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナで、WBA世界ライト級王者・アンソニー・クローラと対戦し12回3-0の判定勝利を収め、WBA王座、WBCダイヤモンド王座、リングマガジンのライト級王座獲得に成功している。

2017年、リナレスが順当に勝利すればWBA、WBC王座統一戦が濃厚

 ライト級はスター候補IBF世界ライト級王者・ロバート・イースターJr.(米)、WBC正規王者・デシャン・ツラティカニン、デニス・シャフィコフ(ロシア)と強豪も多く、マイキー・ガルシア(米)の復帰により2017年、ビッグマッチ実現を期待しているファンも多いだろう。

 ホルヘ・リナレスは、アンソニー・クローラとの再戦条項が有るため次戦2017年、クローラとのダイレクト・リマッチが濃厚、ダイレクト・リマッチの容認はWBA(世界ボクシング協会)次第だと言える。リナレスが勝利すれば、マイキー、ツラティカニンとのWBA、WBCの王座統一戦が見えてくる。

 マイキーは、デシャン・ツラティカニンへの挑戦が大筋合意。WBCがデシャン・ツラティカニンの選択防衛戦を容認したことで、残す課題は開催日程の決定のみだろう。

マイキー、ツラティカニンは11月か12月で調整中

 当初、10月米・ロサンゼルスでGBPから離脱したリチャード・シェーファー氏が設立した新会社「ライジング・スター・プロモーション」の初興行で計画されていたが、Showtime(米・ケーブルTV局)の中継で11月か12月に移行されるという。

 しかし、10月になってもShowtimeから2016年後半のスケジュールの公式アナウンスはまだない。米・ニューヨークでの保険問題もありスケジュールが難航しているのだろう。現在、ニューヨークで予定されているボクシング興行は無い状態にある。

(Via:boxingscene

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