ロマチェンコ次戦、コラレスとの王座統一戦が浮上!

image source to:The Ring

 長期政権を築いていた王者が陥落し、トップ戦線の構図が大きく変わったスーパーフェザー級戦線。現状、他団体王者含めてのトップ王者は、間違いなくWBO世界スーパーフェザー級王者・ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)だろう。ロマチェンコの次戦に、内山高志(ワタナベ)との再戦が囁かれるあの男との王座統一戦が浮上した。

 ワシル・ロマチェンコは、2016年6月アーロン・マルチネス(プエルトリコ)をセンセーショナルなKO劇で葬った。世界最速2階級制覇を達成したが、その記録以上マルチネスを圧倒しパフォーマンスで観客、関係者を魅了したことは言うまでもない。統一戦を望むロマチェンコは、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・ジェスレル・コラレス(ドミニカ共和国)と交渉中であることが明らかとなった。

 ロマチェンコをプロモートするトップランク(米大手ボクシング・プロモーター)ボブ・アラム氏は現地時間9月7日、メディアのインタビューにて、ワシル・ロマチェンコの次戦の対戦相手として、ジェスレル・コラレスと交渉していることを明かし、11月12日に米国で開催する方針で交渉を進めていると述べている。

 トップランク陣営と、コラレス陣営は対戦に同意したが、いくつかの契約条件を詰める必要があるという。コラレスをプロモートするヘゲリオ・エスピーノ氏は、「ジェスレルは、米国での試合経験が無いのも有り、今はHBO(米・最大手ケーブルTV局)からの回答を待っている。

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 彼らとの交渉で11月14日開催へ向け進めてたけど、11月12日に変更となったと連絡を受けたよ。我々はまだ正式に契約書にサインはしていない」。と述べている。

 ボブ・アラム氏は、パッキャオ、バルガスのプレス・カンファレンス後にインタビューで明かし、プロモーションの一環である可能性もある。

 しかし、ワシル・ロマチェンコは11月、オルランド・サリド(メキシコ)との再戦交渉が進められてたが報酬面で交渉が決裂。ロマチェンコ自身も王座統一戦を望み交渉が進められていることから、ジェスレル・コラレスとの王座統一戦が、早期に正式決定しても不思議ではない状況と言える。

ソーサ戦が白紙となり、次戦が宙に浮いたコラレスは内山との再戦へ向けオファー

 2016年4月ジェスレル・コラレスに敗れた内山高志は、2016年末にコラレスとの再戦で再起戦を考えているという。

 この背景には、WBA(世界ボクシング協会)がスーパー王者・ジェスレル・コラレスとWBA世界スーパーフェザー級正規王者・ジェイソン・ソーサ(米)両陣営に対し王座統一戦を指令したが、ソーサが、ジョボンタ・デイビスとの防衛戦が急遽決定したことにある。つまり、コラレスの次戦が宙に浮いたのだ。

 WBAは、ソーサ、デイビスの勝者に対し、コラレスと王座統一戦をすることを条件に特別に承認。これを受け、コラレス陣営は内山陣営へ再戦を申し入れた公算が高い。年末開催となれば報酬も弾み、コラレスにとってメリットは大きい。

ロマチェンコ、コラレスが決定しても不思議ではない

 2016年6月長期政権を築いてた内山が王座から陥落。日本ボクシング界をショックを襲った。コラレスとの再戦望むファンも多いだろう。しかし、ロマチェンコが割り込む形となった今、そう簡単には纏まらないだろう。

 知ってのとおり、ロマチェンコは北京、ロンドン五輪2大会連続のゴールドメダリスト。卓越した攻防スキルはトップクラスであることは言うまでもない。ボブ・アラム氏は、ロマチェンコをトップランクの新たな顔として興行のメーンに起用していくと表明している。

 ロマチェンコは、トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)が抱えるスター候補。コラレスにとってロマチェンコとの試合はリスキーだが、正式決定すればプレミア・ケーブルTV局HBOが中継。米国デビュー戦を飾る相手として、ロマチェンコはビッグネーム、内山を倒したコラレスにとってロマチェンコ戦を断る理由は無いだろう。

 米国での知名度が無いコラレスは報酬面で譲歩せざるを得ない形となるが、プレミア・ケーブルTV局が配信。年末日本での報酬も魅力的だが、内山高志を倒し金星を獲得したコラレスは、ハイリスク、ハイリターンとは言え、ロマチェンコ戦で得られるメリットは大きく、ロマチェンコとの試合に方針を転換する可能性は十分ある。

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(Via:El Siglo

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