亀海喜寛、ソト・カラス、特集!再戦は大舞台に!

 必ずしも実力者同士の試合がファンが求めている結果とはなり難い。しかし、この一戦は試合前から打撃戦になると大方が予想していた。それもそのはず、亀海喜寛(帝拳)、ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)は、好戦的選手同士の戦いだからである。あの、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるベラスコ・シアターで開催された、再戦が米西海岸の伝統的な会場「ザ・フォーラム」で実現する。

 初戦、亀海、ソト・カラス戦の結果はドロー。序盤からハイスキルな攻防の打撃戦を展開し終始、観客を惹きつけ多くの観客を魅了した。ドローとなったが判定結果については、現地観戦、TV観戦していたファンも納得のいく内容だっただろう。

 亀海、ソト・カラスをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)マッチメーカーのエリック・ゴメス氏は、試合後、直ぐに再戦を匂わせていた。初戦、亀海、ソト・カラスは好戦的選手同士であり、米ボクシング・メディアでも大きく扱われていた。

 それもそのはず、両者は「年間最高試合」にノミネートされた経験がある。決して諦めないスタイルは多くの観客を魅了する。この一戦は、エキサイティングな試合が保証され、年間最高試合レベルの試合結果となっても何ら不思議ではなかった。

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亀海、ソト・カラスの再戦は大舞台に

 初戦は、ロサンゼルス、ダウンタウンにあるベラスコ・シアターで開催された。セットアップされた1500席のチケットは完売。試合を見たファン、関係者は、「この一戦をプレミア・ケーブル局で中継しないのは勿体無い。」再戦の強い要望と大きな反響があった。

 HBO(米・最大手ケーブルTV局)の平均視聴件数は100万件以上。亀海、ソト・カラスの一戦は同日HBOがイングランドで中継するゴロフキン、ブルックのディレイ放送と併せて生中継される。

 ゴロフキン、ブルック、米・英でも注目されているカードで話題性も高く、多くの人が視聴する大舞台。つまり、ここで印象的な試合をし好内容で勝利すれば、かなりのインパクトを残すことになり亀海にとってはキャリア最大のチャンスである。

 HBOは、同日イングランドで行なわれるゴロフキン、ブルックの試合を生中継。亀海、ソト・カラスの試合はその後、時間差で米・カリフォルニア州イングルウッド「ザ・フォーラム」で開催されるゴンサレス、クアドラスのアンダーカードとして中継される。

 初戦は、GBP主催の「LA Fight」で開催されエストレージャTVが中継した。HBOが中継に踏み込まなかったのは、予算の都合と、話題性を集め年間最高試合レベルの好カードになりえるカードとはいえ、両者が米国で行われた直近の試合で敗戦していることも試合内容だけでなく結果が求められる米国のリングで少なからず影響したのだろう。

 再戦は当初HBOで中継する予定では無かったが、HBOピーター・ネルソン氏、K2プロモーションズ、帝拳プロモーションズによる3社の会談の結果、HBOが中継することを決定した。もっとも、初戦の大きな反響を見ればHBOが中継しない理由は無い。「ザ・フォーラム」の収容人数は17000人。およそ7000人ほどのキャパに仕切られる。

強豪揃いのスーパーウェルター級トップ戦線に絡むことができるか

 「この再戦に勝利すれば、タイトルマッチや、ビッグ・マネーが転がりこむ大きな試合のオファーもあるかもしれない。ただ、それがボクシングを続けることのモチベーションではないんだ。」

 ファンが私のモチベーションを支えている。ファンは私にとって家族と同様なんだ。リング上で戦う上での大きなモチベーションになっている。これは私にとって重要なことなんだ」

 ヘスス・ソト・カラスが試合前に語ったとおり、亀海、ソト・カラスは、スーパーウェルター級トップコンテンダーではなく、このサバイバル・マッチを制すれば、世界挑戦のチャンスが保証されている訳ではない。その後も茨の道が待っている。勿論、両者そんなことは認識していることだろう。

 亀海喜寛はウェルター級を主戦場に戦い、米国へ主戦場を移している。好試合を披露し米国で自身の存在価値を示し、米国でも一定のコアなファン層を掴んだ。しかし、試合内容だけでなく勝利しなければ、亀海の目指す世界挑戦は難しいのが現実。再戦を制すれば次戦以降、好条件なマッチメークも期待できる。いずれにしてもヘスス・ソト・カラスの一戦は、内容も問われ負けられない一戦となる。

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(Via:The Ring

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