WBA、リゴンドー次戦にモイセス・フローレスとの王座統一戦を指令

 WBA(世界ボクシング協会)は19日、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)と、同級暫定王者・モイセス・フローレス(メキシコ)に対し王座統一戦を行うよう指令した。WBAは両陣営に交渉を開始するよう通達。交渉期限は8月17日、30日の交渉期間が与えられる。交渉が纏まらない場合、興行権は入札となる。

 「再び英国で戦いたい」そう語ったのは2016年7月18日英国カーディフで、ジェームス・ディケンズ(英)の顎の骨を砕いたWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者・ギレルモ・リゴンドーだ。リゴンドーは、同年3月にディケンズと試合を行う予定だったが、リゴンドーをプロモートするロック・ネイション・スポーツ(RNS)が入国ビザの手配をミスし英国への入国ができず、仕切り直しとなっていた。

圧倒的な力量差を見せつけた

 この日、リゴンドーは何時ものように前後に重心をシフトし独特のリズムを作った。クイックな体の動きは想像以上に速そうだ。サウスポー同士の試合、リゴンドーはリードジャブすら殆ど使わず、クイックなフェイントでディケンズにプレスを掛け、スウェー、ボディワークのディフェンス・ワークでディケンズの攻撃を無効化。

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 1回、当たりはしなかったが高速ステップインから放つワンツーはパワフルに感じた。2回序盤、ディケンズの右ガードが開いた瞬間リゴンドーの左フック気味のパンチがディケンズの右顎を捉えた。これが致命傷となり2回終了時ディケンズが顎を骨折したことが判明し、陣営は試合を放棄。リゴンドーがTKO勝利を収めている。

次戦は9月17日再び英国のリングか?!

 リゴンドーはディケンズ戦後に、「誰とでもリング中央で戦う準備ができている。これ以上、ランナーになるつもりは無い。私は最高のファイターではないけど、コンプリートなボクサーだよ。私は誰とでも戦える準備があるし、私にとって困難な戦いを望んでいるんだ。ファンに私を回避しているファイター達との試合を提供したいと思っている」。と語っている。

 リゴンドー、ディケンズの興行を主催したプロモーター、フランク・ウォーレン氏は、「リゴンドーの次戦を9月17日英国で考えている」と英国デビュー戦に勝利を収めたリゴンドーの次戦を英国で開催したい意向を示している。

英国は新たな主戦場となるか?

 リゴンドーはWBO王座を剥奪されリゴンドーを取り囲む、マネージャー、所属するプロモーター関係間の問題が露呈。一時、トップランク(大手ボクシング・プロモーター)、HBOから見放され窮地に立たされたが、RNSと新たに契約を結び、初の英国デビュー戦をTKO勝利で飾ったリゴンドー。フランク・ウォーレン氏から一定の評価を得たことは順当なスタートを切ったようも思える。

 リゴンドーは2015年11月コット、カネロのアンダーカードに出場し、ドリアン・フランシスコ(フィリピン)と対戦し大差の判定で試合に勝利したが会場からはブーイングの嵐を受け、試合内容からHBOはこの試合を再放送枠から除外することを決定。

 最高峰のスキルを保持しているリゴンドーも36歳、米国での試合が難しければ違った活路を見出す必要があり、ボクサーにとって試合枯れは致命的で何としてでも防がなければならい。米国とは違ったファン層がいる英国へリゴンドーを送り出したRNSの方針は正しいのかもしれない。

(Via: boxingscene

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