WBA、キース・サーマン、次戦デビッド・アバネシャンに対し統一戦を指令!

image source to:The Ring

 ショーン・ポーター(米)とのウェルター級トップ戦線を制したWBA世界ウェルター級王者・キース・サーマン(米)に対し、WBA(世界ボクシング協会)は暫定王者との王座統一戦を指令した。

 WBAは14日、WBA世界ウェルター級王者・キース・サーマン(米)と、同級暫定王者・デビッド・アバネシャン(ロシア)の両陣営に対し、即時交渉を開始するよう通達した。

 WBAは、長きに渡り休養王者、正規王者、暫定王者、スーパー王者と王者を乱立。王者の権威が薄れると批判の声が相次ぎ、WBAヒルベルト・メンドサJr.会長は、「各階級に王者を1人とする」と声明を発表していた。

 WBAはウェルター級の統一戦の他、いくつかの指名戦を命じている。

 WBAは、WBA・WBO世界フライ級王者・ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、正規王者・井岡一翔。スーパーウェルター級正規王者・ジャック・クルカイ(ドイツ)、同級1位・デメトリアス・アンドラーデ(米)に対して統一戦を行うよう指令した。

Sponsor Link

 WBAは、キース・サーマン、デビッド・アバネシャンの両陣営に対し30日の交渉期間を与えた。交渉が纏まらない場合興行権は入札となる。尚、交渉期限は8月13日迄となっている。

 WBAは、キース・サーマンに対し、2016年5月28日米アリゾナ州グレンデールで行われたWBA世界暫定ウェルター級タイトルマッチ、暫定王者・デビッド・アバネシャン、シェーン・モズリー(米)の勝者と統一戦を義務付ける意向であることを示していた。暫定王者・デビッド・アバネシャンは、シェーン・モズリーを12回3−0の判定勝利を収めている。

 キース・サーマンは、アル・ヘイモン氏が陣頭指揮を執るPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオン)のメイン格を務め、ロバート・ゲレロ(米)戦を経て遂に、6月25日ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで、ショーン・ポーターとの対戦が実現。ウェルター級覇権争いは、米・地上波CBSの大舞台が用意されプライム・タイムで中継された。

ポーター戦後のビッグマッチは?

 試合前、「凡戦になるのでは?」との声も多かったが、次期スター候補を決定する一戦として相応しい激戦となった。

 PBC開幕イベントで行われたサーマン、ゲレロ戦のピーク時を上回る結果とならなかったが、ピーク時の視聴件数は394万件と最近のPBC興行では最高視聴件数を記録。興行を主催したルー・ディベラ氏が「チケットの売上も好調」と言っていたことを裏付ける結果となった。

 サーマン、ポーターは僅差の判定で再戦を望む声も多く、次戦はWBC世界ウェルター級王者・ダニー・ガルシア(米)らとの統一戦ビッグマッチも囁かれ次戦はビッグマッチを望む声は大きい。
 
 サーマンは、最近になり復帰戦が報じられているマニー・パッキャオ(フィリピン)とのビッグファイトを望んでいると述べていることから、ビッグネームとの対戦を望んでいることは確かだろう。

 ポーターに勝利したサーマンからすれば、次戦はビッグネームとの対戦を望むところ。ポーター戦は、視聴件数も好調、ロバート・ゲレロ(米)、ルイス・コラーゾ(米)と順当に勝ち、ショーン・ポーターの一戦で米国内での人気・知名度を上げ商品価値を上げている。

 認可団体の指名戦は無視することは出来ないが、今回の統一戦は認可団体の都合によるものと考えれば、アバネシャンとの統一戦に関して落胆するファンの声が多いのは事実。米国内で知名度が無いアバネシャンとの試合はサーマン陣営にとって、高い報酬は見込めずメリットは少ない。

(Via: boxingscene

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください