約2年間という長期に渡り、トップランク(米・大手ボクシング・プロモーター)との契約問題が和解し、晴れてフリー・エージェントとなったマイキー・ガルシア(米)の今後がようやく決まりそうだ。
マイキー・ガルシアは2016年6月末を目処に、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)、メイウェザー・プロモーションズ、アル・ヘイモン氏から掲示されたオーファーをもとに移籍先を決定するという。
マイキー・ガルシアの兄であり名トレーナーでもあるロバート・ガルシア氏は、GBP、アル・ヘイモン氏と契約に関して会談。詳細な契約条件は明らかにしてないが、GBP、アル・ヘイモン氏から掲示されたオファー内容をもとに6月末に最終決定すると話している。
ロバート・ガルシア氏は、GBPからのオファーについて「我々はまだ、最終決定を行ってないが数日中にも決定する。私は非常に嬉しいよ。6月10日にマイキーがアル・ヘイモン氏と会談し、私はGBPと契約について話し合ったんだ。GBPからのオファーは非常に興味深い内容だったよ。
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GBPのオファーは、私が考えるビジネス・パートナーとしての期待値を満たしていたんだ。これはビジネスをする上で非常に重要なことなんだ。私はGBPからのオファーに好印象を持っている。GBPからのオファー内容をマイキーに話し検討する。」と述べている。
一方、PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の陣頭指揮を執るアル・ヘイモン氏と会談したマイキーは「ヘイモン氏に、メイウェザー・プロモーションズと短期契約についてオファーを受けていることを話したんだ。彼らとは一緒に仕事をすることが出来ると言われたよ。ヘイモン氏は7月か8月に復帰する相手を準備さえできるだろうね。」と述べている。
復帰戦が8月であればロバート・ガルシア氏が話すように6月末が最終期限だろう。GBP、メイウェザー・プロモーションズ、アル・ヘイモン氏が具体的なオファーを掲示したのであれば正式契約も近そうだ。マイキー・ガルシアは2016年8月までに復帰戦を計画。復帰戦はスーパーライト級で行い、その後135パウンド(ライト級リミット)で王座返り咲きを目指している。
(Via: boxingscene)