アルゼンチンからの情報によると、2014年12月31日大阪でWBCライトフライ級王者 井上尚弥とWBO世界スーパーフライ級王者 オマール・ナルバエスの対戦が交渉中であることがわかった。
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ナルバエス側のプロモーター、オスバルド・リベロ氏が、井上サイドと交渉中とのこと。オマール・ナルバエスはWBO世界フライ級を16度防衛、スーパーフライ級を11度防衛の実績がある強者のベテランファイターだ。日本人の久高寛之も挑戦したが、残念ながら10ラウンドTKO負けをしている。オマール・ナルバエスは、以前に亀田大毅との統一戦の話があったが試合は流れた。
井上尚弥は、次戦はライトフライ級のベルトは返上し、フライ級、スーパーフライ級に階級を上げるとあったが、ナルバエス戦が実現するとなると2階級飛び越しとなる。前回の試合を見ると現在の適正ウェイトはスーパーフライ級でないかと思う。
ナルバエスは、年齢は39歳だがキャリアがあり攻撃だけでなくディフェンスも上手い選手だ。しかし、キャリアがある選手が絶対有利とは限らない、以前、井上は、エルナンデス戦はまだはやいのではと言われていたが、王者を圧倒した。
試合が正式に決定すれば井上にとってはいままで一番難しい試合になる可能性が高い。しかし、減量苦からも開放され本来持っているパフォーマンスを出しきれば井上が勝てない相手ではない。スピードでは井上のほうが上だろう。井上がナルバエスのディフェンスをどう崩すかがキーポイントになりそうだ。
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(Via: boxingscene)