WBA、村田諒太対エンダム再戦、交渉期間を15日間延長!


photo by:boxinscene

 WBA(世界ボクシング協会)は5日、ダイレクトリマッチ(即時再戦)を指令しているWBA世界ミドル級王者・アッサン・エンダム(フランス)と、WBA同級1位の村田諒太(帝拳)の交渉期間を15日間延長することを発表した。

WBAチャンピオンシップ委員会は、両陣営は合意までに時間を要するため、入札期限の延長を承認したという。WBAは、交渉が纏まらない場合7月7日にWBA本部があるパナマで興行権の入札を行うとアナウンスしていた。

 これを受け、村田諒太をプロモートする帝拳プロモーションズ 本田会長は、入札期日の指令がエンダム陣営と交渉する前に出されたことに対し、憤りを隠せない様子。入札となった場合、興行権の入札を行わない方針であることを示していた。

Sponsor Link

 本田会長は、WBAが交渉前に入札の指令を出したことについて、村田諒太がWBA以外の他の認可団体の王座を狙うことを阻止するためではないか。という見解を示している。

 WBAが指令した再戦は、王者アッサン・エンダム陣営には次戦、村田諒太と再戦を行うことが義務付けられるが、村田諒太陣営にはこの再戦指令の拘束力はない。つまり、村田諒太陣営はこの再戦を辞退し、他のオプションを選択することができる。

WBOの年内挑戦は難しい

 とはいえ、年内に世界再挑戦するプランであれば、WBAの再戦は現実的なオプションであることは間違いない。WBOのチャンスはあったが、年内に挑戦することは難しいだろう。

 WBO(世界ボクシング機構)は、WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)の次戦を選択防衛戦として認め、その勝者と同級2位のデビッド・レミュー(カナダ)の対戦を義務付けている。

 村田諒太は、WBO王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)への挑戦の機会があったが、本田会長はソーンダース陣営からのオファーを辞退したという。

 ソーンダース陣営は2017年9月16日、WBO同級5位のウィリー・モンローJr.(米)との対戦に同意。正式発表が近い。

先行き不透明なWBC

 WBCはチャンスはあるが先行きは不透明。9月16日のゴロフキン対カネロの勝敗次第でチャンスが生まれるとは言え、現段階で村田が世界挑戦できる保証は何もない。

 勝敗結果を待ちそこから交渉開始となれば、交渉期間は限られてくる。日本開催であれば、会場の手配が間に合うかどうか。年末に近いこの時期に会場を確保することは容易ではなく、現実的とはいい難い。

 年内に日本開催が前提で世界再挑戦する方針であれば、WBAが最も現実的なオプションであることは間違いないだろう。

(Via:boxingscene

Sponsor Link

村田諒太の関連記事はこちら

村田諒太、エンダム消滅か?!村田の世界挑戦はどうなる?

帝拳プロモーションズ 本田会長は、WBA(世界ボクシング協会)が興行権の入札を指令をしたWBA世界ミドル級王者アッサン・エンダム(フランス)対WBA同級1位の村田諒太(帝拳)の興行権の入札を拒否する意向であることを示した。 …

WBA、村田諒太、エンダムの興行権の入札を指令!

WBA(世界ボクシング協会)は現地時間27日、公式サイトを通じてWBAが再戦を命じているWBA世界ミドル級王者・アッサン・エンダム(フランス)と、WBA同級ランキング1位の村田諒太(帝拳)の興行権の入札を2017年7月7日にWBA本部のあるパナマで実施することを発表した。 …

Sponsor Link

村田諒太、WBO王者ソーンダースと対戦交渉か?!

アッサン・エンダム(フランス)との試合が「疑惑の判定」と言われ一躍ミドル級で、時の人となったロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太(帝拳)の対戦相手にWBO世界ミドル級王者・ビリー・ジョー・ソーンダース(英)が浮上した。日本開催がのぞまれるが、英国開催、他のオプション、各国の思惑もあるなか、今後の交渉の行方に注目が集まることは間違いない。 …

Sponsor Link

村田諒太、WBCランク3位、WBOタイトルへの挑戦のチャンスは?!

WBC(世界ボクシング評議会)が9日、2017年6月度の最新ランキングを発表し、ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)はミドル級3位にランクした。同級1位セバスチャン・ヘイランド、2位のジャーモール・チャーロの両選手は、WBC世界ミドル級挑戦者決定戦を行うことが決まっている。 …

WBC世界ミドル級挑戦者決定戦、チャーロ、ヘイランドが7月29日に調整中

ジャーモール・チャーロ(米)/25戦全勝19KOのミドル級デビュー戦が、2017年7月29日米・ニューヨークで計画されていることが分かった。WBC世界ミドル級挑戦者決定戦が、WBC同級1位のセバスチャン・ヘイランド(アルゼンチン)34戦28勝(15KO)4敗2分と、同級2位のジャーモール・チャーロで争われることになっている。 …

WBC世界ミドル級挑戦者決定戦、チャーロ、ヘイランドが7月29日に調整中

WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)が近い将来、スーパーミドル級へ階級を上げることを計画していることが分かった。ゴロフキンのトレーナーを務めるサンチェス氏は、カネロに勝ち再戦が行われなかった場合、スーパーミドル級へ階級を上げることを示唆している。 …

村田諒太、現役続行を表明!世界挑戦の行方は?!

ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)が8日、都内のジムで記者会見し現役続行を正式に表明した。村田は会見で「唯一得られなかったのがベルト。ベルトを取るためにために尽力したい」と述べた。  更に、世間で”疑惑の判定”と言われた試合で「得たものは大きかった。自分自身が、世界レベルで通用することが分かった。 …

Sponsor Link

村田諒太、エンダムの再戦の行方を占う

「疑惑の判定」2017年5月20日、東京・有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦の判定結果は物議を醸し、その波紋は国内にとどまらずソーシャルメディアを通じ世界的に広まっている。  村田を帝拳プロモーションズと共に米国でプロモートするトップランク社 ボブ・アラム氏は「これはスキャンダルだ!こんな判定は見たことがない」。帝拳 …

村田、エンダム、WBA即時再戦を指令、一連のまとめ

会場にいたファンのほとんどが、22年ぶりに日本人のミドル級世界王者が誕生すると確信していたに違いない。ところが、判定結果でコールされたのはフランス人だった。このニュースは、ソーシャル・メディアを通じ、国内だけでなく海外でも反響は大きいものとなっている。WBA(世界ボクシング協会)が異例とも言えるスピードで、ダイレクト・リマッチ(即時再戦)を指令した。 …

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter でin44y

最新の関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です