WBA・WBC・WBO・IBFスーパーライト級王座統一戦クロフォード対インドンゴが8月20日に実現することが決定!


photo by:boxingscene

 2017年8月、4団体王座統一戦が実現する。世界王者の権威が薄れた今、これほど魅力的なマッチメークが実現するきとはそうそうないだろう。4団体王座統一戦が実現するのは実に13年ぶりのことである。

 トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)は現地時間29日、WBC・WBO世界スーパーライト級統一王者・テレンス・クロフォード(米)/31戦全勝22KO無敗が2017年8月20日に米・ネブラスカ州リンカーンにあるピナクル・バンク・アリーナで、WBA・IBF世界スーパーライト級統一王者・ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)/21戦全勝11KO無敗と4団体王座統一戦を行うことを発表した。

 トップランク重鎮のカール・モレッティ氏は「4団体王座統一戦を実現できることは、本当に歴史的なことだ。両陣営は、この戦いの実現に意欲的だった。インドンゴのマネージャー、ネストール・トピアス氏、共同プロモーターのマッチルーム・プロモーションズ エディ・ハーン氏にお礼を言いたいです」。と述べている。

 試合は、トップランクが新たに契約したESPNが中継する。トップランクとESPNがタイアップするのは実に21年ぶりのこと。トップランクは、1980年から1996年にかけてESPNとタイアップし「トップランク・ボクシング」を提供している。

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4団体王座統一戦は実に13年ぶり

 4団体王座統一戦の実現が危惧されていたが、問題を無事クリアし実現することになった。インドンゴは次戦、IBF(国際ボクシング連盟)から指名戦を命じられ、クロフォード戦を実現するに辺りIBF王座剥奪の危機に面していた。
 
 IBFは、インドンゴに対し次戦、同級ランキング1位のセルゲイ・リピネッツ(ロシア)との指名防衛戦を義務付けていた。これに対しインドンゴ陣営は、IBFへ指名戦の延期を要請。しかし、IBFは指名戦を命じたあとだったこともあり難色を示していた。

 4団体王座統一戦は2004年9月18日、WBA・WBC・WBO世界ミドル級統一王者バーナード・ホプキンス(米)が、WBO世界ミドル級王者オスカー・デ・ラ・ホーヤ(米)と対戦した以来実に13年ぶりに実現することになる。

 インドンゴの持つマイナー団体のIBO王座を含めると5団体統一戦。4団体王座統一戦が行なわれるのは極めて稀。各団体の指名戦や高額な報酬が見込めるビッグマッチを優先するが故に、王座を返上せざるを得ない形となり、頓挫するケースが大半となっている。

 IBF王座とあわせ課題にあがっていたのが、トップランクが長らくボクシングを提供してきたホスト局のHBO(米・最大手ケーブルTV局)が中継に乗り出すかどうかだった。

 HBOは親会社の業績不良を受け、年々ボクシングの予算が削減されボクシング中継枠が激減。それに伴い、トップランク傘下のファイターの試合は、HBOの中継枠に依存する形となっていた。近くトップランクが新たなホスト局と提携する話しが挙がっていた。

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 ロシアでトロヤノフスキーを瞬殺し一躍時の人となったジュリアス・インドンゴ。一気にスターダムにのしあがるチャンスが到来した。4団体王座統一戦として注目を集めるのではなく、現スーパーライト級トップを決める戦いとしても最高のマッチメーク。話題性もあり実に理に適っている。

 インドンゴは、トロヤノフスキーを1回序盤KOし話題を呼んだナミビアのファイターである。ただ、劇的KOだった印象が強くポテンシャルを感じさせるファイターだったが、序盤KOだっただけに未知数な面が多く、トロヤノフスキー戦だけでインドンゴを評価するには材料が足りなかった。

 その後、世界タイトルマッチ経験もある実力者WBA世界スーパーライト級王者・リッキー・バーンズ(英)/48戦41勝(14KO)6敗1分を相手に3−0の判定で勝利。内容は、インドンゴのワンサイド・ゲーム、この試合を通じて現スーパーライト級で実力者であることを誇示し、自身の存在価値を証明したと言える。

 boxrec.comのデータ上、身長・リーチはインドンゴが上回る。クロフォードとスタイルこそ違えど一躍スターダムにのし上がり勢いがあるインドンゴはクロフォードにとって危険な相手だろう。まだ、インドンゴも底を見せてないだけに、実力者同士の試合は興味深い一戦になることは間違いない。

(Via:ESPN

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