開催地の発表が待たれていた3階級制覇王者マイキー・ガルシア(米)/36戦全勝(30KO)と、4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)/36戦33勝(24KO)2敗1ノーコンテストの一戦が、2017年7月29日米・ニューヨーク州ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで開催することが正式に決定した。

 米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランドガーデン・アリーナ、ロサンゼルスにあるステイプルズ・センター複数の会場からオファーがあったことが明らかとなっている。試合はプレミア・ボクシング・チャンピオンズで開催され、Showtime(米・大手ケーブルTV局)が中継する。

観戦チケットは現地時間15日、米東部標準時、午前10時よりTicketmasterより発売が開始。チケットは、$950, $750, $350, $300, $250, $150, $75, $50、これにサービス料がプラスされる。チケット価格は、世界タイトルマッチでもなく、このクラスの試合としては異例の高さである。

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 Showtime(米大手・ケーブルTV局)重鎮のスティーブン・エスピノーザ氏は「この戦いを実現するにあたり、ガルシア、ブローナー陣営に躊躇は全くなかった。我々が、マッチメークを強制する必要がなかった。双方が、素晴らしい戦いを望んでいた」。と述べている。

 この試合はスーパーライト級(140パウンド)ノンタイトル10回戦となる見通し。ファン、関係者の間でブローナーがスーパーライト級に落とせることができるか疑問視する声は多い。それもそのはず、エイドリアン・ブローナーは体重超過の常習犯。体重超過には罰則が科せられることになっている。

 Showtime スティーブン・エスピノーザ氏は「我々は体重超過について十分話あった。ブローナーが規定ウェイトを作れなかった場合、ペナルティが科せられる。彼はその契約条件に同意している」。と詳細な契約内容は明かさなかったが、エスピノーザ氏は、ブローナーの体重超過について、問題視していることは間違いない。

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 エイドリアン・ブローナーは、スーパーライト級(140パウンド)で試合を行うのは、およそ21ヶ月ぶり。2015年10月3日に米・オハイオ州シンシナティのU.S.バンク・アリーナで、カビブ・アーラフベルディエフと対戦した以来となる。それ以降は、体重超過、試合1ヶ前に契約ウェイトの変更をしている。

 2016年4月1日、ワシントンD.CのDCアーモリーで、アシュリー・テオフェイン(英)を相手に初防衛戦を行う予定だったが、前日計量で0.4パウンド・オーバーで計量に失敗。再計量にも応じなかったため、WBA王座を剥奪されている。

 2017年2月18日、オハイオ州シンシナティのザビエル大学構内にあるシンタス・センターで、アドリアン・グラナドス(メキシコ)とウェルター級10回戦を行っている。この試合は当初、スーパーライト級で行なわれる予定だったが、試合の1ヶ月前にブローナー陣営が、ウェルター級に契約ウェイトを変更している。

 マイキー・ガルシアは次戦、WBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)との王座統一戦が義務付けられていたが、ブローナーとの対戦が決まった。トップランクとの契約問題で約2年の間リングから遠ざかっていたマイキー。近い将来に、ビッグマッチを実現したい意向であることは間違いない。

 約2年のブランクを経て、復帰戦でロハスを撃破。その後、直ぐWBC世界ライト級王者デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)へ挑戦した。関係者の間でもツラティカニンへの挑戦はリスキーという声も少なくなかった。トップランクとの係争で失った時間は大きかったのだろう。今後、ライト級でリナレス、ロマチェンコとの対戦を望んでいるが、ブローナーを撃破すればビッグマッチが規定路線だろう。

(Via:boxingscene

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