ゴロフキン、カネロ、最新情報ミドル級リミット再戦条項あり


photo by:boxingscene

 ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)は、現地時間2017年9月16日、米国で行われる予定のWBA・WBC・IBF世界ミドル級3団体王座統一戦、王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、対、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の一戦の2つ契約条件を明らかにした。

 カネロ、対、ゴロフキン戦の交渉はハードルの1つとして、契約ウェイトが心配されていたが160パウンドで行なわれることが決まった。以前、カネロはゴロフキン戦の交渉でキャッチウェイトを望み、ミドル級タイトルマッチを過去2試合、ミドル級リミット(160パウンド)を下回る、155パウンド契約ウェイトで行っている。

 2015年11月米・ネバタ州ラスベガスにあるマンダイレイ・ベイ イベント・センターで行われたミゲール・コット(プエルトリコ)戦、2016年5月米・ネバタ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナで行われたアミール・カーン(英)戦は、WBC世界ミドル級のタイトルマッチながら、何れも155パウンド契約ウェイトで行われている。

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 更に、ウェイト面の契約条件で、15日に行われる公式計量後、16日試合当日の体重制限は設けられない。しかし、IBF(国際ボクシング連盟)の王座が懸けられるため、当日計量が行われ10パウンド以上の超過は許されない。もし、10パウンド以上超過した場合、王者はタイトル剥奪、挑戦者はタイトルが懸けられない。

 ゴロフキン戦で契約ウェイトを主張してきたカネロ陣営だが、ウェイト面はさほど問題ではなかったはずである。カネロは、スーパーウェルター級時代、当日、170パウンド以上でリングにあがっている。ゴロフキン戦はウェイトが交渉の最大の焦点と言われていたが、スーパーウェルター級時代は、減量苦が度々伝えられていた。

 チャベス戦での164パウンドでのシェイプを見る限り、カネロ陣営にとってゴロフキンと160パウンドで戦うことは全く問題ではなかったように思える。ただ、GBP陣営がゴー・サインを出さなかったのは、160パウンド以上での経験はなくあまりにリスキー、テストマッチは必須。実現のタイミングだけだろう。引き伸ばしたほうが興行的にも注目が集まるのは事実である。

カネロが負けた場合のみ再戦が有効

 契約には再戦条項が設けられ、カネロが負けた場合のみ再戦条項が有効。ゴロフキンが負けた場合はこの契約オプションを行使することはできない。

開催地はAT&Tスタジアム、他有力地も

 契約条件も明らかになり、ファン、関係者の間で最大の関心は開催地だ。興行を主催するGBP エリック・ゴメス氏は、米・ロサンゼルス・タイムスの電話インタビューで、既にいくつかのオファーを受けとっていることを明かし、最適な開催地を検討する必要があると述べている。

 有力開催地は、米・テキサス州アーリントンにあるおよそ10万人を収容できるAT&Tスタジアム。エリック・ゴメス氏は、ダラス・カボーイズの所有者であるジェリー・ジョーンズ氏と、ゴロフキン、対、カネロ戦の会場として電話会談したことを明かしている。

 現在、約2万人を動員できるアリーナが3箇所。米・ニューヨークにある東海岸の”メッカ”であるマディソン・スクウェア・ガーデン、米・西海岸ロサンゼルスにあるステイプルズ・センター。ラスベガスにあるT-Mobileアリーナが候補に挙げられている。この他、更に英国ロンドンにあるおよそ9万人を収容できるウェンブリー・スタジアムが強い関心を示している。

ベガス開催となればプラチナ・チケットに

 スタジアムでの開催が望まれるが、ラスベガス開催も有力。しかし、ラスベガス開催となった場合はチケットはプラチナ・チケットとなり入手が難しくなりそうだ。2015年5月2日ラスベガスで行われた「世紀の一戦」ほどでは無いにしろ、2万人規模ではチケットは高値になることは間違いない。
 
 2015年11月にラスベガス、マンダレイ・ベイで行われた中南米ビッグファイト、カネロ、対、コット戦は数時間で殆どの席が完売。ゴロフキン、カネロ戦は、カネロ、コット戦の規模を大きく上回るメガ・イベントになる。チケットは、プロモーター、カジノ、ホスト局、ブローカーに渡ることを考えると入手困難となることは間違いない。現地観戦を予定している方は、スタジアム開催を祈るしかない。

(Via:boxingscene

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