パッキャオ次戦、7月1日ジェフ・ホーンと対戦することが正式に決定!


photo by:boxingscene

 トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)は、現地時間7月1日、オーストラリア・ブリスベンにあるサンコープ・スタジアムで、WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が、同級ランキング2位ジェフ・ホーン(豪)を相手に初防衛戦を行うことを正式に発表した。

 興行はパッキャオをプロモートするトップランク社、ジェフ・ホーンをプロモートするデュコ・イベンツ社で共催する。試合は、55,000人を収容可能なサンコープ・スタジアムで開催され、トップランク社がオーストラリアへ向けにペイ・パー・ビュー(PPV )配信する予定。米国向けの配信は後日発表される見通し。

 トップランク ボブ・アラム氏は「マニーはパイオニアなんだ。彼は米・ダラスにあるカウボーイ・スタジアム、中国マカオのコタイアリーナに世界タイトルマッチ開催をもたらした。

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 今はここオーストラリア、サンコープ・スタジアムだ。我々は、新しい市場を開拓する。マニーは7月1日オーストラリアのファンの心を掴むことができることを分かっているだろう。彼は、オーストラリアのファンの前で素晴らしいパフォーマンスをすることが待ちきれない様子。信じられないようなイベントになるだろう」。と述べている。

ドバイのカードはまたも幻に

 この発表に落胆するファンは多いだろう。当初、パッキャオは次戦、ジェフー・ホーンとの戦いが報じられていた。どころが、突如、中東ドバイでアミール・カーン(英)との対戦が合意というビッグニュースが舞い込んだ。パッキャオ、カーンは以前、同門だったこともあり戦いの実現を期待していたファンは多いだろう。

 パッキャオ、カーンはソーシャルメディア、ツイッターを通じて、交渉していることを明かし、互いに戦いに同意したことをツイート。ドバイから3800万ドルのオファーがあると報じられ、両陣営が契約条件に同意し交渉が締結するとみられていたが破綻。詳細は明らかになってないが、米・メディアはドバイの投資家が資金を調達ができなかったと報じている。

 当初、ボブ・アラム氏は、パッキャオの初防衛戦の相手としてジェフ・ホーンを挙げ、大筋合意していると公言。しかし、パッキャオをマネージメントするマイケル・コンツ氏はジェフ・ホーン戦について何も決まっていないと反論していた。

 カーン戦が浮上したが、またも中東ドバイは幻のカードとなり、結局はジェフ・ホーンとの戦いに落ち着いた。ビッグ・マネーを追い求めた交渉に従事したマイケル・コンツ氏だったが、ドバイのカードは幻。最終的にはボブ・アラム氏の提案が現実路線だったのだろう。

報酬面で合意した面が大きそうだ

 ジェフ・ホーン戦に纏まったのはオーストラリアでの興行が成功を収める公算が高いこともありそうだ。観光大臣ケイト・ジョーンズ氏は、パッキャオ招致によるイベントの経済効果は約1580万ドルに登ると試算。サンコープ・スタジアムは、オーストラリア、世界中のボクシングファン、55,000人の観客が動員され、オーストラリアのボクシング史に残る歴史的な試合となるみている。

 交渉にはクィーンズランド市議会、クイーンズランド政府が深く関わり、政府がイベント開催に向けて資金提供したという。世界的にも有名なボクシング界のスター、パッキャオが来るとなれば、観光でのピーアール、今後のボクシング活性化などプラスに働く面は大きく。パッキャオの報酬が確保できれば両陣営にとってメリットは大きい。

 トップランクは兼ねてから、米国、マカオ、に次ぐボクシング拠点を開拓すると公言。アジアの新たな拠点マカオに続き、香港などでも興行を開催している。パッキャオは北米で絶大な支持を得ているが、PPV(ペイ・パー・ビュー)購買件数は下降を辿り、以前より求心力が落ちてることは否めない。北米で無名のジェフ・ジェフ・ホーンと北米の舞台で戦っても話題性はなく、興行的には苦戦を強いられることは間違いないだろう。

 パッキャオは、復帰戦でジェシー・バルガスに明確に勝利。しかし、報酬は大幅に見直され最低報酬金額は280万ドル(約2億8600万円)と、PPV歩合報酬。一時期2000万ドル以上の報酬が約束されていたを考えれば大幅な減額である。コンツ氏がよりビッグ・ビジネスとなる中東ドバイでのカーン戦に乗り出したのも理解できる。

 パッキャオは取り巻きも多く、金銭的に問題を抱えていることは有名。対戦相手はもとより、条件で報酬面のプライオリティが高かった可能性はありそうだ。報酬など具体的な金額は明らかになってないが、オーストラリアからのオファーは好条件だったのだろう。陣営としても引退までは、商品価値を落とすことなく稼いでおきたい意向もあったのかもしれない。

 パッキャオは38歳、年齢とともに自身のスタイルに変化させ、バルガス戦では明白な勝利。しかし、キャリアが終盤に差し掛かっているのは間違いない。今後、ボブ・アラム氏が、トップランクが抱える次世代のスター候補、クロフォード、ロマチェンコらをどうやってスターダムにのしあげるのか。その時、パッキャオとの新旧対決が実現するのはそう遠くない未来にやってくるはずである。

(Via:ESPN

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