WBC、ロマゴン、シーサケットの再戦を正式に指令!


photo by:The Ring

 WBC(世界ボクシング評議会)は、タイトルマッチを含む2試合の指名戦を指令。今後の軽量級のビッグマッチ、2017年後半を占う意味でも重要な一戦となりそうだ。

 WBCは、WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)と、前王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に対し再戦を行うよう指令。両陣営に交渉を開始するよう通達した。この再戦は、2017年3月18日米・ニューヨーク州ニューヨークにあるマディソン・スクウェア・ガーデンで行われた試合のダイレクト・リマッチとなる。

 ゴンサレスをプロモートする帝拳プロモーションズと共同プロモーターであるK2プロモーションズは、WBCへシーサケットとの再戦を要請。WBCはこの要請を承認し両陣営に再戦を行うよう指令した。

 カルロス・クアドラス(メキシコ)は、シーサケット、対、ゴンサレスの勝者へ挑戦することが約束されていたが、もう一戦臨時の戦いを強いられることになりそうだ。WBCは、シーサケット、ゴンサレスが即時再戦が出来ない状態であるため、WBC世界スーパーフライ級暫定王座の設置を決めた。

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 WBCは暫定王座設置の理由について、シーサケット、ゴンサレスのダメージが深く直ぐに再戦を行うことが困難だからと説明。ゴンサレスは、バッティングにより2箇所をカット、傷の回復には2ヶ月必要だという。ただ、ゴンサレスの傷の回復具合は良好で、シーサケットの再戦に意欲的だとういう。

 ゴンサレスのマネージャーを務めるカルロス・ブランドン氏は、「ローマンは傷が完治するまで休まなければならない。我々はニカラグアに帰国後すぐに整形外科医の医師の診断を受けた。

 彼は素晴らしい治療を施してくれた。我々は、シーサケットとの再戦を直ぐに行いたいけど、ローマンの傷が完治するまで待たなければならない。右目の上のカットは4針、頭皮付近の傷は6針縫うことが必要だった。

 医師からは2ヶ月の休養が必要だと言われたよ。ローマンは傷が回復しだいシーサケットと再戦する準備ができているだろう」。と述べている。

 WBCは、ダイレクト・リマッチを承認した背景に、WBCルールが適用されてなかったこともあげている。米国ではこのルールは適用されない。WBCの規定では、偶然のバッティングで負傷しカットした場合、負傷していない選手から1ポイントの減点が課せられる。WBCは、初戦の採点ではシーサケットは2ポイント減点され、ローマン・ゴンサレスがタイトルを保持していたと見解述べている。

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再戦は順当にいけば9月?

 ロマゴンが負傷し休養を余儀なくされ、直ぐに再戦ができない状態だとはいえ、暫定王座の設置はロマゴンとの再戦が約束されていたカルロス・クアドラスへの配慮。ランキングから妥当であるが、WBC同級3位ファン・フランシスコ・エストラーダを暫定王座決定戦に指名したのは、この先を見据えたWBCの方針であることは紛れもない事実だろう。

 ダイレクト・リマッチは指令されたが本決まりではないにしろ、シーサケット陣営も再戦には前向きな姿勢であることから、再戦が行なわれる公算は極めて高い。開催日程は、回復期間、トレーニング期間、中継するホスト局HBO(米・大手ケーブルTV局)の中継時期を考慮すると、2017年9月が現実的な日程だろう。

 まだ、先の話で不透明だが、ゴロフキンが9月に試合をすればロマゴンとダブル・メーンが濃厚。ゴロフキンとの共演が日程がずれた場合でもエストラーダ、対、クアドラスの一戦が正式決定すれば、ヒスパニック層が多く居住する米・西海岸で挙行される可能性は高いだろう。

 初戦は、ゴンサレスが勝っていたとう意見も多いが、王座から陥落し不敗神話が崩壊した事実に変わりはない。全盛期の圧倒的なパワー、スキルを誇示し勝つことが簡単なことではなくなっていることは間違いない。

 再戦が正式に決まれば、ゴンサレスにとってこの結果が、今後のキャリアを決めていくうえで重要なターニング・ポイントとなり、正真正銘、負けられない一戦となる。

(Via:ESPN

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