IBF世界スーパーウェルター級王者ジャモール・チャーロ王座を返上!

photo by:boxingscene

 ジャモール・チャーロ(米)が現地時間16日、保持するIBF世界スーパーウェルター級王座を返上した。これに伴い、2月25日アラバマ州バーミンガムで予定されている同級2位トニー・ハリソン(米)と、同級3位ジャレット・ハード(米)のIBF世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦は、王座決定戦へ格上げされることが決まった。

 スーパーウェルター級での減量苦を明かしていたチャーロは、ビッグマッチを求め160パウンド(ミドル級リミット)へ階級を上げ2回級制覇へ挑戦するという。「160パウンド(ミドル級)への階級アップはずっと考えていたことなんだよ。

 ジュリアン・ウィリアムス(米)との最後の防衛戦は、スーパーウェルター級のリミットを作るのにも苦労したし、いつまでこのウェイトを作れるかわからない状態だった。この階級で王座を防衛するならビッグマッチを希望していたんだ。

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 スーパーウェルター級での戦いを継続するには、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)や、ミゲール・コット(プエルトリコ)らビッグネームとの対戦のような大きな価値がある戦いでなければならない。ジャーメルや、親友であるエリスランディ・ララとは戦う気は全くないよ。

 元王者のデメトリアス・アンデラーデ(米)との戦いは望んでいた試合だけど、スーパーウェルター級でベストのパフォーマンスをだすことは難しい。ミドル級はゲンナディ・ゴロフキン、ダニエル・ジェイコブスが居るけど、俺は誰が”ベスト”であるか分かっている。挑戦する準備はできている」。と述べている。

チャーロ、ミドル級転向の初戦は5月に予定

 ジャモール・チャーロは、テキサス出身の26歳。戦績は25戦全勝(19KO)、ベテランのオースティン・トラウト(米)との防衛戦に成功し、スーパーウェルター級の注目選手の1人、指名挑戦者のジュリアン・ウィリアムズ(米)と対戦し3度目の防衛戦に成功している。

 この時期に王座を返上することは、微妙なタイミングとも言えるが、減量苦、ビッグマッチを求めるのであればミドル級への転向は理解できる。トニー・ハリソン、ジェレッド・ハードは共にスーパーウェルター級のプロスペクト。つまり、ビッグマッチを望むチャーロにとって、メリットを生み出す戦いとは言えない。

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 チャーロは、最強の挑戦者ジュリアン・ウィリアムズを退けたとはいえ、地元テキサスで知名度はあるが、まだその名は全国とは言い難い。デメトリアス・アンドラーデとの対戦も興味深いが、チャーロの希望するビッグマッチとはほど遠い。

 陣営として次戦以降は、商品価値の向上が最優先課題、ビッグネームらとの対戦にこぎ着けたいのが本音だろう。

 ビッグマッチを望むチャーロ、階級を上げるなら今が最適だと言える。ミドル級は帝王ゴロフキンを中心に盛り上がりを見せている。シナリオどおりに事が進めば、ゴロフキンvsカネロが9月にも実現する可能性も高く、2017年後半にかけて中量級が話題となることはほぼ間違いない。

 チャーロの次戦、ミドル級デビュー戦は5月に予定。3月にはゴロフキン、ジェイコブス、5月にはカネロ、チャベスJr.。現段階では噂の段階だが、ゴロフキンがジェイコブスに勝利した場合、ゴロフキンの母国カザフスタンで6月に同級WBO王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)との統一戦が囁かれている。チャーロがミドル級に参入することによって、俄然楽しみな階級となってきそうだ。

(Via:ESPN

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