ゴロフキン、ジェイコブス2017年3月実現へ向け交渉中!

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 「交渉は最終合意に向けて好感触を得ている」K2プロモーションズ トム・ローフラー氏は、2016年内の交渉が纏まらずに終わった、WBA・WBC・IBF世界ミドル級統一王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、WBA世界ミドル級レギュラー王者・ダニエル・ジェイコブス(米)の統一戦の交渉を明かした。

 トム・ローフラー氏は、2017年3月18日ニューヨーク州ニューヨーク、マンハッタンにあるメッカ、マディソン・スクウェア・ガーデン・アリーナでの開催することを目標に、ダニエル・ジェイコブスの代理人を務めるパワフル・アドバザー、アル・ヘイモン氏と交渉に従事している。

 ゴロフキン、ジェイコブスの統一戦を指令したWBA(世界ボクシング協会)は現地時間11月30日、両陣営に7日間の間で交渉をまとめるよう指示、交渉がまとまらない場合、興行権は入札となると通達した。

 トム・ローフラー氏は「ジェイコブスの代理人であるアル・ヘイモン氏と契約合意に向けて話し合っている最中だ。彼らは(WBA)は7日以内に契約をまとめるか、入札になると通知してきた。

 WBAは、交渉がまとまらない場合12月12日、14日に入札を命じるだろう。ただ、我々は合意できると確信している。ジェイコブスも、ゲンナディとの戦いを望んでいるんだ。

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 交渉が流れれば興行権は入札。ゲンナディが75%、ジェイコブスは残りの取り分25%を得る権利をもっている。ジェイコブスは25%以上の報酬の権利を求めているが、決してそれは40%ではない。」と述べている。

依然として実現へのハードルは高いのか?!

 年内実現へ向け交渉が進められていたが、報酬分配の問題で一度交渉が決裂し延期となったこの一戦。ゴロフキン、ジェイコブスのゆかりの地である米・ニューヨークで開催が決定すれば興行的には大成功を収めるのは間違いない。

 ただ、交渉のネックは2人の報酬分配だろう。一度、2016年12月米・ニューヨークでの開催へ向け交渉が進められていたが、ダニエル・ジェイコブス陣営が入札となった場合の報酬分配に難色を示し、交渉が一時延期となっていた。

 WBAは入札となった場合規定どおり、ゴロフキンが75%、ジェイコブスが25%の報酬分配を定めていた。ダニエル・ジェイコブス陣営は、弁護士を通じてWBAへ報酬分配の見直しを要請。しかし、WBAはこの要請を却下。ジェイコブス陣営は、ゴロフキンが60%、ジェイコブスが40%の報酬分配を望んでいた。

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興行権の行方

 WBAが指令したこの統一戦は、複雑な事情を抱え、交渉の行方次第ではゴロフキンがWBAを諦めタイトルを返上することも場合によっては考えられる。交渉の行方と共に興行権の行方にも注目が集まっている。

 もともと、ゴロフキンはHBO(最・大手ケーブルTV局)と独占契約を結んでおり、基本的にHBO以外の中継で試合を行うことが許されていない。つまり、ジェイコブスと関係性があるShowtimeや、ヘイモン氏が陣頭指揮を執るPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の舞台に上がることは原則できない。

 交渉が順調にいけばHBOでの中継となるだろう。しかし、興行権が入札となりジェイコブスの代理人を務める大物アドバイザー アル・ヘイモン氏が落札すれば、ヘイモン氏と密接な関係にありHBOのライバル局であるShowtime(米・大手ケーブルTV局)での中継が濃厚。

 そうなった時、実現を考えられるシナリオは2つ。1つは、HBOがライバル局であるShowtimeへ1試合限定でゴロフキンのレンタルし試合を実現。もう1つは、双方が実現を目指しHBOでの中継を合意することである。

 しかし、ニューヨークでの開催が決まれば、大成功が約束されているビッグマッチ。ライバル局のShowtimeがHBOに中継の権利を譲るとは到底思えない。興行権がヘイモン氏に落札された時、ゴロフキン陣営はHBOの決定によっては苦渋の決断を迫られる可能性もある。

 ボクシングの本場米国はビッグマネーが動く。ビッグマッチが故に互いの利益を優先するあまり破綻になり消滅するビッグマッチも多い。

 「ビジネスだからそれは無視できない。」そのとおりだが、お互いに歩み寄らねばビッグマッチは成立しない。長期視点で捉えるとそれがマイナスに働き結果、ファン離れに繋がることもある。ビッグマッチが少なかった2016年、2017年再活性する為にも実現すべき試合である。

(Via:ESPN

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