パッキャオ、2017年クロフォード、サーマンらとのビッグマッチ実現なるか?!

photo by:HBO

 トップランク(米・大手ボクシングプロモーター) ボブ・アラム氏は、11月5日米ネバタ州ラスベガスにあるトーマス&マック・センターでWBO世界ウェルター級王者・ジェシー・バルガス(米)を相手に復帰戦を行うフィリピンの英雄マニー・パッキャオの将来的な対戦候補として、WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)を挙げた。

 11月5日の復帰戦に向けマニー・パッキャオはロサンゼルス入り。ボブ・アラム氏は、パッキャオ復帰戦のプロモーションに力を入れ始めている。試合前のプロモーターの言う言葉は当にならないことは確かだが、ビッグマッチが少なかった2016年を考えると期待せずにはいられない面もある。

 ボブ・アラム氏は「マニー、クロフォードお互いが次戦に勝利すれば、冗談ではなく2017年4月にマッチメークすることは可能だ。これは、ビッグマッチだ」と述べている。

 ボブ・アラム氏は、マニー・パッキャオのペイ・パー・ビュー(PPV)イベントでビッグマッチを成立することに対し、楽観的だという。

 それもそのはずHBO(米・最大手ケーブルTV局)がパッキャオとの契約を終えたことで、これまでHBOと独占契約を結んでいたパッキャオは制約が無くなるのである。つまり、HBOのライバル局であるShowtime(米・大手ケーブルTV局)での中継も現実的に可能となる。

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パッキャオは、ヘイモン傘下の選手とのマッチメークも可能に

 これに合わせ、トップランクはヘイモン氏の投資会社に約1億円の損害賠償を求め訴訟していたが、アル・ヘイモン氏と和解が成立したことで、パッキャオの自由度は更に上がる。

 それまで、HBO独占契約の縛りとHBOがアル・ヘイモン傘下の選手をリングに上げることを拒否していたこともあり、パッキャオの対戦相手はトップランク傘下もしくは、トップランクとビジネス関係にあるプロモーター傘下選手とのマッチメークという限定的なものであった。

 アル・ヘイモン氏と和解したことで、リング外のお騒がせエイドリアン・ブローナー(米)、米地上波CBSの大舞台でショーン・ポーター(米)を激闘の末やぶり、米・東海岸での知名度を上げたWBA世界ウェルター級王者・キース・サーマン(米)らとのビッグマッチも可能となる。

 勿論、ビッグマッチ故に交渉が直ぐに纏まるものではない。既に、マニー・パッキャオの対戦相手として、アル・ヘイモン傘下の2人の選手との交渉が失敗に終わっている。

 復帰戦でエイドリアン・ブローナーとの対戦実現へ向け交渉が進めらていたが、ブローナーは10億円という法外な報酬を要求し交渉は決裂。ダニー・ガルシア(米)は、400万ドルのオファーを受けたが辞退している。

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2017年、クロフォード、サーマンらとのビッグマッチ実現か

 悪評と呼ばれたフロイド・メイウェザーJr.(米)との「世紀の一戦」、同性愛者発言の影響もありマニー・パッキャオの米国内での求心力は以前より落ちているだろう。とはいえ、クロフォード、サーマンからすればパッキャオは金星にかわりはなく、自身の知名度を一気に上げることができる。

 クロフォードには、パッキャオに引導を渡す能力は十分に備わっている。ただ、これらのビッグマッチはあくまでもパッキャオが復帰戦でジェシー・バルガスを倒すことが前提の話。ヘイモン氏だけでなくGBPを離脱したリチャード・シェーファー氏が復帰することもあり予測は難しい。

 仮に、パッキャオがバルガスに印象的な勝利を飾ることが出来れば、HBOはパッキャオの中継に関心を示すかもしれない。その際、トップランクとしてどういう方針をとるのか。Showtimeなどの動向も注目されるだろう。

 ヘイモン氏と和解が成立したことで、2017年ビッグマッチの期待が高まるがトップランクとの共催を拒みヘイモン氏と親しい中にあるGBPを離脱したリチャード・シェーファー氏が新会社「ライジングスター・プロモーション」を設立し表舞台に復帰する。今後の方針次第では、シャーファー氏を中核としPBCの舵取りをすることも考えられる。

 そうなった時にマッチメークの弊害になることも十分ありえる。しかし、PBCが停滞していることは事実である。この先のビッグマッチに深く関わってくるリチャード・シェーファー氏が今後、PBC、ヘイモン氏とどう関わってくるのか2017年ビッグマッチ実現のキーマンであることは間違いなさそうだ。

(Via:The Ring

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