先日発売した「iPad mini Retinaディスプレイ」の話題がつきないアップル製品ですが、今日は、先日発売した「iPad Retinaディスプレイ」auのWi-Fi + Cellular版の購入を検討しているのでその中でも気になる「データシェアプラン」について記載しようとおもいます。
1.データシェアプラン概要
基本使用料が年間「1,050円/月」で、4GE LTEスマートフォン、4G LTEタブレットを利用し、月間データ容量「9GB」をスマートフォンとタブレットでシェアすることができるサービスです。2013年11月現在、先取りデータシェアキャンペーンとして受付をしています。尚、2013年11月現在、受付終了時期については未定となっている。
「データシェア」サービス開始時期については、2014年6月予定となっています。
注意点としては、以下です。
・スマートフォンは4G LTE対応であり「auスマートバリュー」に加入していないこと
・iPad Air(タブレット)に毎月割は適用されないこと
・月額データ転送容量は、タブレットとスマートフォンをあわせて9GBまでの容量をシェア
基本使用料金だけを見ると安さに惹かれますよね。さてどんな人に向いているのか「データシェアプラン」について順にみていきましょう。
2.月額データ容量について
スマートフォン、タブレットあわせて「9GB」のデータ容量を利用することができる。尚、「データシェア」プランが開始される2014年6月までは、スマートフォン、タブレットで7GBの月額データ容量をそれぞれの端末で速度制限無く利用可能となっている。
3.データシェアプランの条件
データシェアプランの条件を見て行きましょう。
①4G LTEタブレットを新規もしくは機種変更でご購入、または4G LTE対応PCでの新規ご加入
②本キャンペーン専用の料金プランへご加入
・4G LTEタブレット:「LTEフラットfor Tab cp」または「LTEフラットfor Tab(i)cp」
・4G LTE対応PC:「LTEフラットfor DATA(m)cp」
③4G LTEスマートフォン(LTEフラット加入)との「スマホセット割」*3にご加入
*3:4G LTEスマートフォンと4G LTEタブレット/4G LTE対応PCの両方を同一名義で契約すると基本使用料を割引します。
注意点としては、4G LTE対応のスマートフォンとのセットサービスということ、「auスマートバリュー」との併用不可。今利用している「auスマートバリュー」を適用していると「データシェアプラン」対象外となるので注意しておこう。
データシェアプラン 月額料金
iPad Airのデータシェア月額料金の内訳は以下のとおり
iPad Air | ||||
---|---|---|---|---|
16GB | 32GB | 64GB | 128GB | |
基本使用料 | 2,992円/月 | |||
LTEフラット for Tab(i) cp | ▲1,942年/月 | |||
LTE NET | 315円/月 | |||
端末一括購入 月額料金 | 1,365円 | |||
端末代金 | 2,730円 | 3,150円 | 3,570円 | 3,990円 |
端末分割購入 月額料金 | 4,095円 | 4,515円 | 4,935円 | 5,355円 |
端末を一括で支払うと、月額料金は「1,365円」と一番安い。分割支払い128GB購入の場合でも月額料金「5,355円」と端末を単独契約し「auスマートバリュー」を適用するケースより安くなってます。
基本料金プランとデータシェアプランの比較
既に4G LTE対応のスマートフォンをお持ちで、Wi-Fi Cellular版のタブレットを新規購入を考えている方には良いかもしれないが、デザリングなどヘビーに利用する際は月額データ容量が「9GB」となるので注意したい。
ただ、月額コストを考えると支払金額は同じだが、分割払いのほう運用面でのコストがかかる。端末を分割払いで払う場合の基本料金とデータシェアプランを比較してみよう。
iPad Air 64GB | データシェア | 基本料金プラン (LTEフラット for Tab) |
基本料金プラン auスマートバリュー |
---|---|---|---|
端末分割 月額料金 |
4,935円 | 6,855円 | 5,355円 |
端末一括 月額料金 |
1,365円 | 3,265円 | 1,785円 |
メリット |
・月額料金が一番安い |
・月額データ容量は7GB利用可能 |
「auスマートバリュー」を適用することで月額運用コストを抑えられる |
デメリット |
・データシェアプラン開始後、月額データ容量「9GB」となり、動画などデータ転送量が多いユーザの場合注意が必要 |
月額料金が 高い、「auスマートバリュー」を適用することで抑えられるが、新規にNET,電話回線を引く必要があるので敷居が高い |
|
月額データ容量 |
9GB(7GB+2GB) |
14GB(7GB+7GB) |
データシェアプランどんな人に向いてるのか

photo credit: Franck Vervial via photopin cc
auの料金プランは、データシェア、基本料金プランだけではないがどんな人に向いていのか簡単にまとめてみました。
データシェアプラン | 基本料金プラン (LTEフラット for Tab) |
基本料金プラン auスマートバリュー |
|
---|---|---|---|
auスマートバリューに 入っている |
☓ | △ | ◯ |
月額コストを 抑えたい |
◎ | ◯ | △ |
モバイラーでデザリングにも 利用したい |
△ | ◯ | ◎ |
4G LTEスマートフォンで「auスマートバリュー」を適用してる方は、データシェアには向かないですね。「auスマートバリュー」の解除から、スマートフォン側の月額コストが上昇します。既に「auスマートバリュー」に入っている方は、月額運用コストを抑えたい場合は端末一括購入がお勧め。
「データシェアプラン」に向いている人は、スマートフォンに「auスマートバリュー」を適用してない人というのが先ず第一条件となんりそう。
月額運用コストを抑えたく、タブレット側もWi-Fi以外にCellularも利用したい人は、データシェアプラン向きといえるだろう。ただネットを利用し大容量の動画を観るなどをしている方は月額データ容量について、気をつける必要があるがタブレット側にダウンロードするなど創意工夫をすれば「データシェアプラン」でも問題ないかと思う。
条件にマッチする人には非常に良いプランだと思う。ソフトバンクもデータシェアプランに類似したサービスを展開しているが、各社Cellular版のユーザを増やしたいのでしょう。さて、あと気になる点としてはDocomoのiPad参入です。料金プラン、キャンペーンなどどう戦略してくるのかと、年内販売に間に合うのか気になるところです。